『浪花のモーツァルト』こと作曲家キダ・タローさんが14日に亡くなっていたことが分かりました。93歳でした。
長年、作曲家として活躍し、これまでに5000曲以上もの楽曲を作り出したキダ・タローさん。
大阪府内の病院で、家族に看取られ亡くなったそうです。
亡くなった理由について報道がされていませんでしたが、一体死因は何だったのでしょうか?
そこで、今回はキダ・タローさんの死因とこれまでの病歴について調べてみました。
キダ・タローの死因は老衰?
キダ・タローさんの死因については、正式に公表されていません。
しかし、老衰だった可能性が高いと言われています。
なぜかというと、
死因としての「老衰」は、高齢者で他に記載すべき死亡の原因がない、いわゆる自然死の場合のみ用います。
引用元:死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル(厚生労働)
ニュースなどで、高齢の芸能・著名人が亡くなった時、
通常であれば「肺炎のため~」や「ガンのため~」と死因もあわせて訃報が流れますよね☝
しかし、今回のキダ・タローさんのように、死因を伝えないというのはそもそも大きな死亡の原因がないからなのでは?と考えられるからです。
また、キダ・タローさんの所属事務所は近況について
所属事務所によると、キダさんは、3月29日に「最高顧問」として出演していたABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」の収録を終えた後、体調を崩し、病院に入院するなどして、静養に努めていた。同事務所は「食欲が落ちたりもあって、そこから退院したりしましたが、体調が戻らなかった」と明かした。
(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
以前から食欲が落ちたり、体調不良を訴えていたようですね。
TVでキダ・タローさんを見た視聴者からも「痩せた?」と心配の声が上がっていました。
キダ・タロー、ちょっと痩せたような気がする
— たると🐇 (@mr_taruto) February 23, 2024
キダ・タローだいぶ痩せたな…
— うめちゃん🎸 (@FireBomber_2024) January 26, 2024
もう93か…
うつや心不全の可能性も?
その他に考えられる死因について調べたところ、うつ病や心不全だった可能性も考えられることが分かりました。
キダ・タローさんの所属事務所が明かしていた近況を振り返ってみると、
主に食欲不振による体調不良があったということで、これらが原因の死因にはうつ病や心不全もあります。
病気には、体の病気と精神の病気の2種類があります。
食欲不振につながる体の病気には、風邪・インフルエンザ・慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの胃腸や肝臓など消化器官の病気・癌・心不全・甲状腺機能低下症などがあります。
引用元:cocofump.co.jp
また、所属事務所によると、お別れの会などについては「急なことなので、これから協議したい」としたということで、
急性心不全で亡くなられた可能性も考えられますね。
また、うつ病のときや精神的に病んでいるときは食欲不振になりやすいといわれています。
ベートーヴェンや、ゴッホなどの有名なアーティストも精神病を患っていたことでも有名ですよね💡
かくいう、キダ・タローさんも『浪花のモーツァルト』と呼ばれていた有名な作曲家でした。
もしかしたら、うつ病などの精神病と闘いながら、懸命に作曲活動にも取り組んでらっしゃったのかもしれませんね。
キダ・タローのこれまでの病歴について
ここでは、キダ・タローさんのこれまでの病歴についても見ていきましょう。
「浪花のモーツァルト」の愛称で親しまれる作曲家のキダ・タローさんは今年、92歳を迎える。酒もたばこも好み、運動嫌い。健康とはほど遠い感じがするが、大病を患ったことはないという。
引用元:読売新聞 (yomiuri.co.jp)
92歳のキダ・タローさんは、酒とたばこを好み、大病を患ったことはないと明かしていたそうですね。
「無理をしない」というのが信条で、酒は多くてもコップに2杯。たばこも「たしなむ程度」だったとか。
生きる活力は、やはり「曲を作ること」だったそうで、まさに健康そのものだったんですね。
そんなキダ・タローさんですが、過去のエピソードで
仮死状態で生まれて、助産師がケツ(おしり)を叩いたら息を吹き返した。
という驚きのエピソードがあります!
学生時代は病弱で、持久走で同級生らがおぶって走ってくれたこともあったんだとか。
そんな生い立ちをもつキダ・タローさんが、93歳まで長生きされたのは凄いことですね👏
キダ・タローの簡単プロフィール
プロフィール
- 名前:キダ・タロー
- 本名:木田 太良(きだ たろう)
- 生年月日:1930年12月6日 (93歳没)
- 家族:父・母・5男1女の末っ子
- 出身地:兵庫県宝塚市
- 出身校:関西学院高等部卒業(関西学院大学社会学部中退)
- 血液型:B型
- 趣味:読書・ゲーム
- 所属事務所:株式会社オフィスとんで
キダ・タローは芸名なのかと思いきや、まさかの本名だったんですね!
キダ・タローの代表作品
歌謡曲
- 『ふるさとのはなしをしよう(北原謙二)』
- 『大阪は第二の故郷(笑福亭仁鶴)』
- 『アホの坂田(コメディーNo.1)』
- 『2008年大阪花音頭(天童よしみ)』
- 『 夢見る夢子(中条きよし)』
- 『天使の瞳(ももいろクローバーZ)』など
テーマ曲
- 『プロポーズ大作戦』
- 『ラブ・アタック!』
- 『ABCヤングリクエスト』
- 『なにわ食いしん坊横丁』
- 『爆笑寄席』
- 『 全日本歌謡選手権』
- 『2時のワイドショー』
- 『やってみなはれ! 知らんけど』など
CMソング
- 『アサヒペン』
- 『かに道楽』
- 『えび道楽』
- 『くいだおれ』
- 『551蓬莱』
- 『オリバーソース』
- 『チキンラーメン』
- 『出前一丁』
- 『日清やきそば』
- 『日本海みそ』
- 『ジャンボカラオケ広場』
- 『カレーの国からこんにちは』
- 『四条畷市歌』『葛城市市歌』『広陵町町歌』
- 『山添村村歌』『大阪中央区民音頭』『モラブ阪神工業社歌』『のこ坊音頭』『久世老人ホームの四季』『大豆の歌』『柳生音頭』
- 『白球にかける』『吹田市山田東中学校校歌』『細河中学校校歌』『伊丹市荻野小学校校歌』など
「と~れ、とれ、ぴ~ち、ぴち…」や「あ~らよっ出前一丁♪」など一度は耳にしたことがあるような
本当に多くの人から親しまれる楽曲を生み出した、天才作曲家『浪花のモーツァルト』ことキダ・タローさんでした。
キダ・タローの死因は老衰?まとめ
今回は、【死因】キダ・タローは老衰?うつ・心不全か?と題して、
報道されていないキダ・タローさんの死因とこれまでの病歴について調べた内容をお届けしました。
- キダ・タローは仮死状態で生まれ、助産師が尻を叩いて蘇生した
- 学生時代は病弱だった
- 92歳当時、酒もたばこも好んでいてまさに健康体だった
- 死因は「老衰」である可能性が高い
- うつ病や心不全が死因である可能性も考えられる
以上のことが分かりました。
関西人をはじめ、多くの人に愛されたキダ・タローさんや楽曲がこれからも長く愛されますように・・・
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
最後までご覧いただきありがとうございました。